ラブレター

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「30年来、私はこんなに人を愛したことはない」

あの暖かい児童画のイメージを覆す、こんなにも熱い、共産党員である年下の青年に惚れこんだひとりの女性の姿。純粋な気持ち、なんて恥ずかしくてあまり言いたくないのだけど、そうとしか表現できない、感情をしたためた言葉の数々に圧倒される。確信に満ちた愛情は、こんなにも人を強くさせる。

買った書店:銀座教文館
読んだ場所:自室