2003-01-01から1年間の記事一覧

『STAYプラス お手々つないで』西炯子(小学館)

買ったところ:紀伊國屋書店未だ買いつづけられる漫画はこのひとくらいか。初期の作品にひどくはまっていたのだが、近年の連載から読まなくなっていた。もう方向性が変わったのかなーと思っていたのだが、この3冊はよかった。とてもよかった。こういう話が好…

『STAY ああ今年の夏も何もなかったわ』西炯子(小学館)

『薔薇姫』西炯子(小学館)

『男性誌探訪』斉藤美奈子(朝日新聞社)

買ったところ:青山ブックセンター斉藤美奈子は結構読んだ、男性誌読むのも好き、これはもう読むしかないでしょう、と楽しみにしたのだが、読んでみると結構、つまらない……。百聞は一見にしかず、これを読むより、その雑誌そのものを読むほうが楽しかろう。…

『メイクの神髄』藤原美智子(講談社+α文庫)

近頃、文庫になるペースが早い。ハードカバーで何でもガシガシ買っていた時期の本が、最近ゾロゾロと文庫になって並んでいるのを見かける。

『行く先は晴れやかにあるいは、うろ覚えの詩が世界を救う』ヴェンデラ・ヴィーダ(河出書房新社)

買ったところ:ジュンク堂書店まず、装丁が美しいという理由で手にとり、なんだかデュシャンの『彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえも』のような長いタイトルだな、と思い、最初だけぱらっと立ち読みしてみると、なかなか良さげな雰囲気だったので買…

『雪泥とその周辺』堀江敏幸(新潮社)

買ったところ:芳林堂書店池袋店は年内で閉店するそうです。きのどく。巻頭の『スタンス・ドット』が逸品! こういうものを小説と言うのだ!

『ひとりぐらしも5年目』たかぎなおこ(メディアファクトリー)

買ったところ:芳林堂書店友人の引っ越し祝いにするつもりが、事情により今だあげられず。 そのかわり『150cmライフ』にしようと思っている。

『時のかけらたち』須賀敦子(青土社)

時のかけらたち作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 青土社発売日: 1998/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見る 買ったところ:旭屋書店 最近しばらく通勤時間は須賀敦子ばかり。

『花のような女』太田垣晴子(メディアファクトリー)

買ったところ:青山ブックセンターひとに貸したら、面白かった、ほほう、われもわれもとひとの手に渡り、たぶんもう戻ってこない。

『肉体のファンタジア』小池真理子(集英社文庫)

買ったところ:青山ブックセンターたまにはこんなものも。小池真理子は今まで読んだことがなかった。

『エレガンス』キャスリーン・テッサロ(二見書房)

買ったところ:青山ブックセンター 途中まで。

『ファインマンさん最後の授業』レナード・ムロディナウ(メディアファクトリー)

この本を買ったとき、ちょっと不愉快なことがあって、その後、帰宅しながら、この本を見るたびにそれを思い出すのかなあ、いやだなあ、と思っていたら、本のほうからどこかに消えてしまった。だから最初のほうしか読んでいない。ブックカバーはブックファー…

『霧のむこうに住みたい』須賀敦子(河出書房新社)

霧のむこうに住みたい作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/03/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (23件) を見る

『可笑しい愛』ミラン・クンデラ(集英社文庫)

『子どもは判ってくれない』内田樹(洋泉社)

『ベンヤミンと女たち』三原弟平(青土社)

『新宿情話』須田 慎太郎(バジリコ)

こういう本に惹かれる。新宿から離れられない人々、それぞれの写真とインタビュー。 こころ揺さぶられるストーリーがいくつもあった。なんだか世間のあらゆる人々に優しくなれそうな気がしてくるくらいに。

『月下の一群』堀口大学(講談社文芸文庫)

『「男」お洒落指南』落合正勝(主婦と生活社)

雑誌『LEON』に連載されたエッセイをまとめたもの。理想的なネクタイの長さは何センチ、などなど、やけに数字に細かいのは、果たしてそういうことに神経を尖らす男性に向けて書かれているのか、はたまたそういうことに拘る男性がファッションにお金をかける…

『ネットは新聞を殺すのか』国際社会経済研究所、青木 日照、湯川 鶴章 (NTT出版)

『ユルスナールの靴』須賀敦子(河出書房新社)

ユルスナールの靴作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1996/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ。そう心のどこかで思いつ…

『小鳥たち』アナイス・ニン(新潮社)

枕もとに置いている。寝る前にパラパラと眺めている。まだ最後まで読み終わっていない。

『あたりまえなことばかり』池田晶子(トランスビュー)

あたりまえのことを、あたりまえのことばで。 わかりにくいことを、わかりやすいことばで。

『外部の世界 アウトサイドII』マルグリット・デュラス(国文社)

『交換日記』柳美里(新潮社)

ひとの日記を読むって面白いものなんだなあ。

『塩一トンの読書』須賀 敦子(河出書房新社)

塩一トンの読書作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/04メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 19回この商品を含むブログ (22件) を見るまるで美しい物語を読むような空気感。しかしこの本は、書評。紹介されているのは、読んだことのな…

『ボクの音楽武者修行』小澤征爾(新潮文庫)

数年前、年末のNHKだったか、若かりし小澤征爾が帰国したときの笑顔の映像を見たことがあって、それがあまりに小沢健二に似ていて息を呑んでしまったことがありました。そんなチャーミングな写真が巻頭を飾っておりますので買わずにはおられません。そして内…

『イサム・ノグチ 宿命の越境者』ドウス昌代(講談社文庫)

イサム・ノグチを家具デザイナーだと思っているひとが多いのではないでしょうか。どのくらい知られているか分かりませんが、彼は彫刻家です。あの美しい家具は、その一部分。 映画も公開されて最近話題のフリーダ・カーロとも恋仲だったとは! イサム・ノグ…

『向田邦子の青春』向田和子(文春文庫)

いつか買おうと思ってずっと買わなかったようですが、ようやく文庫を手に取りました。もう何度も読んだと思ったのは立ち読みだったのか。 こんなふうに歳を取りたい、と改めて思う一冊。他者に対する心配りのそのこまやかさ。工夫をしてお洒落する、気に入っ…