『行く先は晴れやかにあるいは、うろ覚えの詩が世界を救う』ヴェンデラ・ヴィーダ(河出書房新社)

買ったところ:ジュンク堂書店

まず、装丁が美しいという理由で手にとり、なんだかデュシャンの『彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえも』のような長いタイトルだな、と思い、最初だけぱらっと立ち読みしてみると、なかなか良さげな雰囲気だったので買った。

ほほう、なかなか面白いじゃない、と読み進めていたら、途中でまさしくデュシャンの、その作品が出てきた。ナイスだ。読む手ごたえを感じるのは、そんな時。

(追記)→最後まで順調に面白かった。久しぶりに小説を読んだ気分。