日本でいちばん小さな出版社

日本でいちばん小さな出版社

日本でいちばん小さな出版社

なんだか『暮らしの手帖』風の表紙ですが、犀マークの晶文社ですよ。
出版業界で働かない自分にとって、業界の雰囲気を楽しめることができる。そうか、出版社になるってそんなに大変なことなのか、でも、この著者の書く流れでは、全然大変そうではない。本ってそんなにすぐ出せるものなのか、いやいや、売るのはなかなか難しいらしい。へえ、本って売るのがそんなに難しいのか。今まで自分は、広告や書店の平積みに安易に乗せられてホイホイ買ってしまう方だったのだが、それとはまた別の次元の話。

出版社になろうとは思わないけれど、もはや編集者になろうとも思わないけれども、この作者の仕事に対する姿勢、税理士なんか雇わない、分からないことがあったら八重洲ブックセンター国会図書館で本を探してそれで調べるというこのやり方には、ずいぶんはっとさせられることがあり、たしかにわたしだって今までそういうことをしていたじゃないか、それにしても、やっぱり経理ができないと仕事ってできないんだ、自分も人につかわれる仕事なんてヤダなんて未だに思っているくらいだったら、さっさと簿記の本でも読んで勉強しなくてはいけないんじゃないか。

などということも今かんがえている。

ブックカバーは赤 つるつる

思うとおりに歩めばいいのよ (ターシャ・テューダーの言葉)

思うとおりに歩めばいいのよ (ターシャ・テューダーの言葉)

ずっと昔に立ち読みしてから、いい本だなと思っていた。
母の日の贈り物に購入。
喜んでいただけたようで、なによりです。