『ガンダム THE ORIGIN』安彦良和(角川書店)

avril2004-07-06


取り合えずまとめて1〜6巻まで揃えました。
(いつ買ったのかは忘れました。6巻が出てから。)


ガンダムをテレビで見ていたのは小学生の頃。当時は幼かったので人間関係とか理解できない点も多かった。でも3部作すべて映画館でも観ました。テレビの内容と殆ど一緒なのにも関わらず。パンフレットも買っていた。サウンドトラックのレコードもあった。井上大輔の歌だって歌えます。『哀・戦士』はもちろん『風にひとりで』も。『めぐりあい』も。


あらためて読むと、本当によくできたストーリーだと思う。漫画では、テレビアニメとは微妙に違うシーンや台詞があるようですが、あまり気にならない。こうして安彦良和の描くガンダムが読めるということが幸せです。欲をいえばザンジバルの最期はもうちょっとドラマチックにしてほしかった。


Z以降のガンダムには興味を持てませんでした。ZZからはキャラクターデザインも安彦氏は離れてしまったし。どちらかというとガンダムのアニメというよりも安彦良和の漫画が好きだったんだなあ。シリアスな人間関係、劇画的なコマ割り、美しいアクリルガッシュのカラーイラスト。画集も持っていたなあ。けっして少女漫画では描かれない世界。『アリオン』(これも映画みた)、『クルドの星』(政治的背景が理解できず)などは繰り返し読んだ。『ヴィナス戦記』あたりからよくわからなくなってきて読まなくなったかしら。(1年に一冊しか出ないんだもん。映画にもなったんですね)


これからは毎巻買いますからね。

買ったところ:山下書店